About the Project: WEB MAGAZINE みちくさ便り 安来節
Client: 島根県 安来市 商工観光課 Year: 2019~2020
Concept/ DIR/ Movie 越野貴義
Music: 越野貴義

WEB MAGAZINE 安来みちくさ便り
山陰を代表する民謡「安来節」
江戸時代の末期にその原型ができたと言われています
その起源は、元禄時代(1688~1704の頃)、その頃の出雲の国の安来の様子は、波静かな中海に面した天然の良港、奥出雲地方で採れた米や砂鉄を搬出する物資の集散地として繁栄をきわめていました。安来節は、安来港に全国津々浦々を巡る北前船が出入し、その船頭たちに歌われていた諸国の民謡の影響を受け、徐々に成長していきます。大正時代に入り「渡部お糸」(安来市名誉市民)が、三味線の名人「富田徳之助」と共に一座を組み、全国巡業を行ったところ、行く先々で大好評を博し、安来節を全国区の地位にまで押し上げる原動力になりました。現在では安来節演芸館で、四代目家元渡部お糸の正調安来節をはじめ、どじょうすくい踊り、銭太鼓など、安来節の魅力を存分にお楽しみいただけます。